M16わし星雲創造の柱をセレストロンC9.25で撮る

2023年7月21日の夜は久しぶりの星空。DEEP SKY STUDIO(我が家の屋上)にてセレストロンC9.25とFMA180ツインの2セットを準備し、M16わし星雲創造の柱のアップと、先日からナローバンドで撮影していたNGC6992-5,NGC6960網状星雲のナローバンド撮影を行った。

セレストロンC9.25のセットアップ

セレストロンC9.25はVixenSXD-SS-one仕様のマウントに載せ運用。今回はガイド精度をアップするためにWQ社の0.8Xレデューサー61Rを付けAPS-CのNEX5R(IR改造機)にQBPフィルターで撮影。焦点距離は約2600mm,f11で画角は43’X29’くらい。ロスを減らすためにISO6400、15秒露出で750カットを撮影し、89%の669枚をDSSでインテグレート。仕上げはPixinsightとPS。最終サイズは2800pxのスクエアに仕上げた。もう少し露光したいところだが、南の空は明るく高度35度以下は難しい。

※枚数が100枚超えるとPIのWBPPでは処理時間が掛かるのでDSSを使用。dark、flat、bais各60枚

M16わし星雲創造

FMA180PROツイン仕様で網状星雲を撮る

今月はわずかな晴れ間に何度かRedcat51でNGC6992-5,NGC6960網状星雲を撮っていたが、今回はナローバンドで撮ってSAO仕上げにしてみた。カラーは違えどどちらも似たような仕上がりに見える。露出は3分でトータル645分。ツインだと晴れれば合計10時間以上のデータ量になる。

撮影地 DEEP SKY STUDIO

撮影地である我が家の屋上。北東は宝塚、南東は大阪、南西は神戸の街灯が空を照らし、南は、6m道路を挟み阪神電車の高架、その向こうに阪神高速芦屋料金所、その下を国道42号線が走る。大型車が走ると3階のPCのモニターが揺れる。が屋上は影響が少ない。軽量FRPの屋根は自分が歩くと振動が伝わる。

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